海辺にて

備忘録

No.23

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M-1スペシャルツアーin青森 1回目に行ってきた。最大収容人数2000人くらいの会場だけれども2階席には余裕があり、私は前の方の席だったので分からなかったけど階下の席も結構空いていたのかも。

トップバッターは意外にもシシガシラ。シシガシラを見る場合のS席は2階席。なんたって脇田が""よく見える""からね!浜中のいじわるの嫌らしさってちょうどいい。ちょっとニヤニヤするいじわるが似合う。

高校時代、野球部の秋季東北大会で聖愛相手に延長戦でスリーバント失敗で戦犯になったとき以来に青森にきたエバース佐々木。佐々木の「スリーバントのサインを出したときの監督の顔…」という話に「スリーバントのサインなんかねぇだろ」という町田のツッコミが冴えていた。佐々木の屁理屈にいつも町田は劣勢で面白い。

ドーナツ・ピーナツはうんこもらしとボブ・サップのコンビ。

エバースの正統派しゃべくり漫才、ドーナツ・ピーナツの漫才コントときれいな漫才を見たあとにフースーヤは全てを破壊する。敗者復活を見て「生でフースーヤを見たら楽しすぎるかも!」と思ったのだけど、生のフースーヤはやっぱり楽しすぎた。お笑いドラッグ。センターマイク前の最前列2席くらいが空いていていたけど、きっとでっかいうんこをしている!ということになった。

タイムオーバー音の使い方がいつかのインポッシブルくらい合いすぎていた去年の敗者復活のニッポンの社長。知らなかったのだがM-1ツアーの舞台スタッフはM-1本戦のスタッフ陣らしい。「同じスタッフだから、あの音(爆発音)出せるんちゃうか?」と敗者復活のネタの最後のくだりをやったら音どころか照明も切り替える有能スタッフ。ケツに変わって辻もやってみたり、タイミング変えてやってみたりなどニッポンの社長のコントにありそうだと思った。客席からの参加もあったがステージに昇れる階段が見当たらず、辻とケツが参加女性に壇上から手を差し伸べる。選ばれたのは辻でした。

オズワルドに会場から今日一番の拍手。腎臓がんの手術を終え、退院したばかりの畠中に客席から「おかえりー!」という野太く温かい声。初期とはいえ腎臓を1つ摘出したらしい。畠中「皆さんも1つ取りましょう!」じゃないんだよ。摘出した腎臓の写真をスマホの画面に写して見せてくれた。前の方の席だったので見えました。赤かったです。「腎臓を見たい人!」で手を上げたのが小学生の男の子でお母さんの承認を得て壇上に上がり、畠中の腎臓の写真を見た。初めて見る腎臓の感想は「グロい」。

ロングコートダディのネタの中で堂前が兎にビンタする場面があったが、突然のことに兎が痛みに耐えられない時間があった。

ダンビラムーチョ・フニャオが再び一人にされ、くらげ渡辺のアロハシャツがスベっていた。名曲は20字を台本でなく、その場で考えていることを示すために客席からリクエストを募る大原。レミオロメンの「3月9日」をリクエストする観客のセンスが良い。2曲連続でサビ20字に成功するも最後の「天城越え」で失敗したのが面白として完璧だった。そのあとのネタで今日一番笑った。

たまたま数日前にくらげゲスト回のニューヨークジャックを見ていたため、既婚子持ちの杉が「分かんねぇから」のネタを守るために結婚を隠していたことを知ってから見るネタは別の面白さがあった。

大トリはカベポスター!昨年のR-1ファイナリストでもある永見。この時期のM-1ツアーでは毎回R-1の宣伝をしており、まさに決勝当日の今日も宣伝するつもりだったのに青森にはフジ系列のテレビ局がないためR-1の放送がないことに気付いてしまう。永見がR-1でやったネタちょっとやります!と言ったら、さっとイスが準備されBGMが流れる。M-1ツアースタッフはR-1の永見のピンネタにも対応できる。TVerで見てくださいね〜!と宣伝してたのでR-1は永見にもR-1(飲料)を送ってあげてください。
カベポスターのネタが終わったらアナウンスもなく緞帳が降りてきてちょっとびっくりした。隙間から浜田が手を振ってくれていい人だな〜と思った。私は単純なので。 

出演芸人が全組吉本のためM-1というよりは吉本スペシャルライブという感じもしなくはないけど(そこだけ若干残念)、全組面白くていろんな面白さがあって良かったな〜〜〜!

#お笑い